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こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

靴を長時間履くと親指の付け根が痛い
→外反母趾は、靴の締め付けで親指の付け根が痛くなりやすくなります。

足にアーチがなく扁平足気味である
→扁平足になると親指の付け根に筋肉による負荷がかかりやすくなります。インソールなどで扁平足の予防効果が期待できます。

足によくタコができる
→幅の狭い靴を履くと足にタコができやすく、足の裏に負荷がかかりやすくなります。

よくハイヒールを履く
→ハイヒールは、幅が狭く、ヒールが高いと足の裏が張りやすい状態になります。できるだけヒールの低いものを選びましょう。

巻き爪が気になる
→母趾の巻き爪が気になる方は、外側に体重が乗っているため、爪自体も自然と巻き爪になりやすいです。外側に体重がかかる原因として、母趾の変形が挙げられます。

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾とは、母趾のつけ根が飛び出し、その先が小指側に曲がってしまう状態です。日本人が靴を履くようになってから発生しやすくなり、日々痛みに耐えながら生活している方も多い身近な症状です。患者数が多いため、手術の術式も多く、150種類以上あると言われています。

外反母趾の症状は、HV角が20〜30度で軽度、30〜40度で中等度、40度以上で重度と分類され、中高年の女性に多く見られます。

外反母趾の施術方法には保存療法と手術療法があり、保存療法には靴の指導、運動療法、装具療法、薬物療法があります。変形が進み、保存療法で痛みの軽減が難しい場合は手術療法が検討され、一般的には骨切り術と呼ばれる、中足骨の一部を切除して変形を矯正する方法です。

症状の現れ方は?

外反母趾は、足の母趾の関節が外側に屈曲し、関節自体が内側に突出するため、靴との摩擦が起こりやすくなります。その結果、突出部分に炎症や潰瘍が生じることがあります。

一般的に、痛みや腫れ、歩行困難、しびれなどの症状を伴い、症状が進行すると親指が人差し指や中指の下に入り込み、関節が亜脱臼(関節が外れそうな状態)することで、さらに強い痛みが生じて歩くことが困難になる場合もあります。また、突出部分を通っている神経が障害され、しびれや神経痛が引き起こされることもあります。

このような症状が現れると、自然に不必要な歩行や動作を避けるようになり、これによって筋力の低下が生じて扁平足や開張足が悪化し、さらに外反母趾が進行することがあります。

その他の原因は?

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こちらの項目では「外反母趾になってしまうその他の原因」についてお話ししていきます。

まず、「先天的な原因」があります。
母親や祖母が外反母趾の場合、「関節の緩さ」や「扁平足」といった外反母趾になりやすい要素が遺伝することがあり、発症しやすくなると言われています。また、生まれつき親指が長い足の形をしている場合にも、同様の症状が出現することがあります。

次に「後天的な原因」があります。
よくある例として、「つま先の狭い靴を履く」ことが挙げられます。ハイヒールやパンプスなどつま先が狭い靴を日常的に履いている方は、親指に負担がかかりやすくなります。

このようなことが原因となり、外反母趾を引き起こすことがあると言われています。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾をそのまま放置すると、変形がさらに進行していきます。初期段階では保存療法のみで対応が可能で、日常生活に支障をきたすことなく施術が行えますが、変形の進行が進みすぎると保存療法だけでは対応できなくなり、手術での対応が必要になる場合もあります。

親指は捻じれながら「く」の字に曲がるため、体重が爪の側面にかかり、次第に巻き爪になることもあります。また、変形が進行すると、第二趾や第三趾の下にまで及ぶおそれもあり、関節リウマチなどの可能性も考えられます。母趾に違和感や変形を感じた際には、早めのご相談をお勧めいたします。

当院の施術方法について

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当院の施術方法としては、「足の極み」というメニューがおすすめです。

外反母趾の原因には、足の筋力低下によって体重で足のアーチが崩れてしまうことや、ハイヒールなどの幅の狭い靴を履くことが挙げられます。どちらも足のアーチを崩す要因となるため、注意が必要です。

「足の極み」では、アーチの調節ができるため、外反母趾に対して効果が期待できるメニューとなっています。また、扁平足や捻挫、血流障害(腰痛、頭痛、肩こり、しびれ、冷え性)などにも効果が期待できるため、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

改善していく上でのポイント

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外反母趾を放置することで、「足裏のタコ」や「親指の付け根の痛み」につながってしまうことがあります。そこで、日常生活で簡単にできる外反母趾対策についてご紹介いたします。

【タオルギャザー】
指を使うトレーニングとして「タオルギャザー」がおすすめです。床にタオルを広げ、足の指の力だけでたぐり寄せるように運動しましょう。

【足に合った靴を履く】
先の尖った靴は親指に負担がかかりやすいです。外反母趾の予防には、サイズの合ったスニーカーを履くことをおすすめします。

【つま先立ち運動】
足の指がうまく使えていないと足裏が固まり、負担がかかりやすくなります。直立した状態でかかとを上げ下げする「つま先立ち運動」は、指を使うトレーニングとしておすすめです。